トークカフェ〜芝の家から「はらっぱ」を構想する〜
【日時】 2019年6月1日(土)午後5時-6時30分
【会場】 芝の家(港区芝3-26-8)※詳細文末に
【テーマ】 芝の家から「はらっぱ」を構想する
【コーディネータ】 坂倉杏介(東京都市大学、三田の家有限責任事業組合代表)
芝の家は、慶應義塾大学三田キャンパスからほど近い芝三丁目にある「地域の居場所」。港区芝地区総合支所のコミュニティ形成事業の拠点でとして、慶應義塾大学との連携により(すなわち三田の家から派生するかたちで)2008年に生まれた。
いまでは、近隣の多様な年齢・立場の人々のあたたかい交流の場として毎日賑わっている。その芝の家は、2018年末に建物の耐震基準の問題で4軒隣に移転。旧拠点の跡地利用をめぐって、地縁団体、地主企業、行政とのあいだで議論が続いている。
本セッションでは、三田の家のDNAを受け継ぎ、住民がボトムアップでつくる公共空間として全国的にも先駆的な事例となった芝の家の実践の延長に、私たちが多様な人たちとともに生き生きと生きられる自由な「はらっぱ」をどのように構想できるのか、オープンなディスカッションを行う。
現代の東京という状況のなか、ビジネス的な思考(たとえばコインパーキング)や管理主義的なマインド(たとえば限られたメンバーだけが使える鍵のかかった庭)に流れることなく、「もうひとつの」公共空間を生み出すための方法論を探りたい。
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